世界には、さまざまなデザインがあふれています。
街を歩けば、看板や建物、公共施設の案内表示が目に入ります。
お店に並ぶ商品のパッケージや広告、普段利用するWebサイトやアプリにも、数えきれないほどのデザインが使われています。
私たちが日常的に目にしているものの多くは、誰かが目的を持ち、考え、形にしたものです。
そして、国や地域が変われば、デザインの考え方も変わります。
同じ目的を持つデザインでも、文化や習慣、歴史、技術によって、その表現方法は大きく異なります。
そんな世界中のデザインを、もっと身近に楽しめたら。
この思いから、「海外デザインジャーナル」を始めることにしました。
世界のデザインを、もっと身近に。
海外には、優れたデザインを紹介するWebサイトや専門メディアが数多くあります。
新しいブランドのロゴ、独創的なパッケージ、使いやすさを追求した公共施設、これまでにない表現を取り入れたWebサイトなど、日々さまざまな事例が発表されています。
その一方で、海外の情報は言語の違いもあり、日本ではあまり知られていないものも少なくありません。
海外デザインジャーナルでは、こうした世界各国のデザインを見つけ、日本語で分かりやすく紹介していきます。
取り上げるのは、グラフィックデザインや広告、パッケージ、Webサイト、アプリだけではありません。
交通機関の案内表示や公共施設、日用品など、暮らしの中にある身近なデザインにも注目します。
有名なデザイナーの作品だけでなく、日常のちょっとした工夫や、思わず誰かに話したくなるようなアイデアも紹介できればと考えています。
デザインの背景にある考え方を知る。
デザインを見る楽しさは、その見た目だけではありません。
なぜ、この色が選ばれたのか。
なぜ、この形になったのか。
どのような課題を解決するために生まれたのか。
背景を知ることで、それまで何気なく見ていたデザインが、少し違って見えることがあります。
海外デザインジャーナルでは、作品を紹介するだけでなく、制作の目的や背景、工夫されたポイントにも目を向けます。
海外の公式サイトや制作者が公開している情報を参考にしながら、確認できた事実を整理し、私たちなりの視点で解説していきます。
海外の記事をそのまま翻訳するのではなく、一つひとつのデザインについて調べ、考え、オリジナルの記事としてお届けすることを大切にします。
AIによって変わる、デザインの世界。
もう一つ、このメディアで積極的に取り上げたいのが、生成AIとデザインの関係です。
画像や動画を生成するAIの登場によって、デザインの制作方法は大きく変わり始めています。
広告のビジュアル制作、商品のコンセプト開発、Webデザインのアイデア出しなど、生成AIを活用する場面は広がっています。
ただし、私たちが関心を持っているのは、AIによって作られた画像そのものだけではありません。
企業やクリエイターが、何を目的にAIを利用し、制作のどの工程に取り入れているのか。
AIの活用によって、これまでの制作方法がどう変わるのか。
実際の海外事例を通じて、そうした変化も観察していきたいと考えています。
もちろん、AIを使わないデザインにも、変わらない魅力があります。
新しい技術と従来の表現、その両方を偏りなく見つめていくことも、このメディアの大切なテーマです。
デザインを楽しむための、小さな入口に。
海外デザインジャーナルは、デザインの専門家だけに向けたメディアではありません。
デザインの仕事をしている人はもちろん、ものづくりに興味がある人、海外の文化が好きな人、面白いアイデアを見つけることが好きな人にも楽しんでもらえる場所を目指しています。
最新のデザインを紹介することもあれば、何十年も前に生まれたデザインを取り上げることもあるでしょう。
記事を読み終えたときに、少し新しい発見があったり、普段の景色が違って見えたりする。
そんなきっかけを届けられたらうれしく思います。
世界のデザインと、創造のいまを知る。
海外デザインジャーナルは、世界中のデザインを観察し、その魅力や背景を一つずつ記録していきます。
これから、どうぞよろしくお願いいたします。
海外デザインジャーナル編集部
